外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
普段の日常生活でこんなお悩みはありませんか?
足の付け根がポッコリ出ている
靴を履くと、親指と人差し指が重なって痛い
足の親指が小指側を向いている
足にしびれがある
足の指の関節痛に違和感や痛みがある
など、上記のお悩みをお持ちの方は『外反母趾』になっている可能性があります。
外反母趾を放置すると足にしびれが出始め、歩行困難になる可能性があります。少しでも足に違和感や痛みがある方はお早めに当院へご連絡・ご来院下さい!
外反母趾で知っておくべきこと
外反母趾とは、足の親指が人差し指側に「くの字形」に曲がることをいいます。
原因としては、足先を圧迫するような靴の着用や加齢による筋力低下などが挙げられます。ハイヒールやつま先部分が細い靴などが足先の圧迫につながるといわれています。また、遺伝的に外反母趾になりやすい方もいらっしゃいます。
外反母趾の症状として、一般的には関節部の痛みや腫れ、歩行が難しくなることやしびれなどがあります。悪化すると関節が亜脱臼(関節が外れそうな状態)することにより、さらに強い痛みが生じて歩くことが困難になる場合があります。
足に違和感を感じましたら、早めに施術を受けることが大切です。
症状の現れ方は?
外反母趾の症状としては、足の親指が小指側に「くの字」に曲がり、親指の関節部分が靴と擦れることで炎症が起き、痛みや腫れが生じます。この腫れが神経を圧迫すると、足にしびれが生じ、歩行が難しくなる場合もあります。
また、外反母趾になると、足の痛みをかばいながら歩くため姿勢が崩れ、骨格に歪みが生じて、腰痛やヘルニア、関節痛などさまざまな痛みや不調の原因となる可能性があります。
さらに、外反母趾をそのまま放置して症状が進行すると、靴を履いていなくても痛みが生じたり、しびれが頻繁に起こるようになったりすることもあります。
その他の原因は?
外反母趾が起こる原因としては、大きく分けて先天性と後天性の2種類があります。
先天性の場合、遺伝的要因によって関節が不安定であったり、関節が緩みやすかったりすることで外反母趾が生じます。
一方、後天性の場合には、内的要因と外的要因の2つが原因として考えられます。
<内的要因>としては、関節リウマチや糖尿病などの疾患が影響して関節が変形することにより外反母趾が生じる場合があります。
<外的要因>としては、普段履いている靴や歩き方、肥満による筋力低下など、生活習慣が影響し外反母趾を引き起こす原因となります。また、歩き方の癖も外反母趾の原因となることがあります。
外反母趾を放置するとどうなる?
外反母趾を放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
1.痛みの悪化
最初は軽度の痛みや不快感で済むことが多いですが、進行すると強い痛みを伴い、日常生活に支障をきたすことがあります。
2.変形の進行
放置すると足の親指の変形がさらに進行し、他の足の指や足全体にも影響を及ぼすことがあります。
3.靴選びの困難
足の変形が進行すると、靴が合わなくなり、靴擦れやタコ、皮膚の炎症などが生じやすくなります。
4.運動能力の低下
外反母趾が進行すると歩行時にバランスが取りにくくなり、運動能力が低下することがあります。
5.他の関節への影響
足のバランスが崩れるため、膝や腰などの他の関節に過度な負担がかかり、関節痛や筋肉の問題が発生する可能性があります。
その他にも、親指が「くの字」に曲がり負担をかけ続けると痛みが生じることがあります。これには、ハイヒールなどつま先が狭い靴を履き続けることで、親指の部分に負担がかかることが原因とされています。
当院の施術方法について
当院の施術方法は、3つございます。
まず1つ目は、マッサージです。
外反母趾の痛みが生じる部分について、下腿や足の裏、足の指の間の筋肉をマッサージしていきます。これにより、外反母趾の痛みが軽減することが期待できます。
2つ目は、テーピングです。
外反母趾の特徴として、親指が人差し指側に曲がり痛みが生じるという症状があります。そこで、テーピングを用いて内側に入っている親指を正しい位置に固定し、いつもより楽に歩けるようになると思います。
3つ目は、足の極みです。
足の極みでは、ふくらはぎから足の裏、足の指まで施術を行います。扁平足の方は外反母趾になりやすいため、扁平足を改善しながら外反母趾への施術も行う内容となっております。施術を通じて、外反母趾の軽減が期待できると思います。
改善していく上でのポイント
<適切な靴を選ぶ>
・足にあった靴を選ぶ
足の形に合った靴を履くことが重要です。つま先が狭すぎない、足幅に適した靴を選びましょう。
・ヒールの高さに注意
高いヒールは足の前方に負担をかけ、外反母趾を悪化させる原因となることがあります。ヒールが高くない靴を選ぶのが望ましいです。
<足のストレッチとエクササイズ>
・足指のストレッチ
足の指を広げたり、指で物をつかむエクササイズを行うと、足指の筋肉を鍛えられ、外反母趾の進行を抑えることが期待できます。
・足のアーチを強化
足のアーチを支える筋肉を強化するエクササイズ(例えば、タオルをつかむ運動など)も有効です。
<サポーターやインソールの使用>
・外反母趾用サポーター
外反母趾の痛みや進行を抑えるために、足指を正しい位置に保つためのサポーターを使用することが推奨されます。
・足のアーチサポート
足のアーチを支えるインソールを使用することで、足全体のバランスを改善し、負担を軽減することが期待できます。
<適切な歩行習慣を身につける>
・正しい歩き方
重心が偏らないように、かかとからつま先へと体重を移動させる正しい歩き方を意識しましょう。
・歩く際の足の使い方
足全体を使って歩くことで、足の特定の部分に過度な負担がかかるのを防ぐことができます。